パソコンを買っても、すぐには使えないことがあります。まずは「電源」と「ネット環境」をきちんと整えておくことが大切です。
この記事では、初心者の方でも迷わないように、パソコンを始める前に確認しておくべき電源とネット環境の準備について、わかりやすくご紹介します。
目次
🔌 1. 電源アダプター(ACアダプター)
◆ なぜ必要?
ノートパソコンは基本的にバッテリーで動きますが、長時間使うには電源につなげる必要があります。
中古で購入した場合、電源アダプター(ACアダプター)が付属していないことがあります。
◆ チェックポイント
- 本体にACアダプターが付属しているか確認
- 電圧やプラグ形状が合っているか(丸形や四角型やUSBタイプCで接続する場合など色々ある)
◆ アダプター単体で購入する場合の補足
初心者の方にはあまり知られていないのですが、ACアダプターには「W(ワット数)」の違いがあります。
- 国産ノートパソコンでは、45Wや65Wがよく使われています。
- 一方、海外製の汎用品では75W以上の高出力のものも多く見られます。
💡 ワット数が高すぎても問題は起きにくいですが、
✅ パソコン本体が対応しているワット数に近いものを選ぶ方が安全です。
✅ 過剰な出力は発熱や劣化の原因になることも。
🔍 型番で検索し、「対応ワット数」や「電圧(V)」と「電流(A)」が合っているかをしっかり確認しましょう。
📶 2. ネット環境(Wi-Fiまたは有線LAN)
◆ なぜ必要?
インターネットに接続できなければ、ソフトのアップデートやウェブ検索もできません。
特に重要なのが、Windowsやウイルス対策ソフトなどの「初期アップデート」です。
◆ アップデートの必要性について
購入直後のパソコンは、出荷時点の状態のままなので、
✅ セキュリティの穴が残っていたり、
✅ 最新の機能が使えなかったりします。
🛡️ アップデートを行うことで、
- ウイルスへの耐性が強化される
- 不具合が修正される
- ソフトウェアの安定性が向上する
などの効果があります。
特に初期設定の段階では、Wi-Fiに接続しておくだけで自動的にアップデートが始まることもあるので、インターネット環境の整備は欠かせません。
◆ 自宅にWi-Fiがあるか確認しよう
一見Wi-Fiが飛んでいるように見えても、実は「電波だけでインターネットにつながっていない」場合もあります。
Wi-Fiルーターには2種類あります:
- 回線契約があるWi-Fiルーター(インターネットに接続できる)
- 単に電波を飛ばすだけのWi-Fiルーター(回線契約が切れている、またはない)
後者の場合、パソコンとWi-Fiルーターの接続自体はできてしまうため、初心者は「つながっているのにネットが見られない!」と混乱することがあります。
🌐 Wi-Fiがつながったように見えても、実際にネットが使えるかどうかを確認しましょう(たとえばGoogleなどを開けるか)。
◆ Wi-Fiの規格にも注意しよう
最近では、通信の速さだけでなく「安全性」も規格によって変わるようになっています。
現在おすすめのWi-Fi規格
- Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)
- Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)
これらは通信が速いだけでなく、最新のセキュリティ技術(WPA3)に対応している可能性が高いため、安全に使えます。
一方、古いWi-Fi 4(IEEE 802.11n)以前のルーターは、古い暗号化方式しか対応していない場合が多く、セキュリティ上のリスクがあるとされています。
🔒 難しい専門用語は見えにくいですが、
✅ できるだけ新しいルーター(Wi-Fi 5以上)を使うことが安心につながります。
◆ もしWi-Fiがない場合の対処法
【ケース1】自宅に回線契約自体がない場合
- 光回線やケーブルテレビなどのインターネット契約を新規に申し込む
- 工事が必要な場合があるので、利用開始まで数日〜数週間かかることも
- 急ぎの場合や出張外出が多い場合はモバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)を契約するのも選択肢
最近は、開通するまでの間、モバイルWi-Fiに準ずるものを無料貸し出ししてもらえる場合が多いですので申し込み時に確認しましょう。
【ケース2】回線契約はあるがWi-Fi環境がない場合
- Wi-Fiルーターを用意して設置すれば、すぐにWi-Fi接続が可能
- できれば新しい規格(Wi-Fi 5 / 6)に対応したものがおすすめ
- 但し、パソコン側がWi-Fi 4より古いと繋がらない場合があるため、古いパソコンが繋がらない場合は機新しい規格(Wi-Fi 5 / 6)対応の「外付けWi-Fiレシーバー」を合わせて購入しましょう。
【補足】スマホのテザリングを使う方法
パソコンを一時的にネットに接続したいときは、スマートフォンの「テザリング機能」を使うことも可能です。
【メリット】
- 工事不要で即使える
- 外出先でも使える
【デメリット/リスク】
- データ通信量を多く消費するため、通信制限の対象になりやすい
- スマホのバッテリーの消耗が早くなる(ひいては劣化も早まる)
- 通信が安定しないことがある(特に動画やアップデート時)
📱 テザリングは一時的な手段として便利ですが、日常的に使うにはモバイルWi-Fiや固定回線を検討するのが安心です。
◆ 接続時のポイント
- パソコンのWi-Fi機能がオンになっているか確認(機種によっては物理スイッチがある)
- 正しいネットワーク名とパスワードを選ぶ(Wi-Fi親機にシールが貼ってある)
- 接続後に実際にネットが見られるかチェック(適当なニュースサイト内で記事を複数開けるか確認する)
✅ まとめ
パソコンを使い始めるには、まず「電源」と「ネット環境」が整っているかを確認しましょう。
チェックリスト:
・インターネット契約
・Wi-Fi環境
・パソコン本体
・電源ケーブル
次回は、入力機器(マウスやキーボード)などの基本周辺機器についてご紹介します!
※この記事は初心者向けに作成しています。もし不安なことがあれば、家電量販店やパソコン販売店で相談するのも安心です。