多くのノートパソコンは大きめのプラスネジと小さめのプラスネジで固定されています。
さらにフタの裏側に返しの爪がついています。
大小の各サイズに対応するドライバーや、爪を外すためのヘラなどが必要になります。
これがあれば大丈夫という汎用性の高い分解工具をご紹介します。
目次
【精密ドライバーセット】先端を付け替えできて磁石付きお得なドライバー
品名
「精密ドライバーセット」
仕事で何台もパソコンを分解する必要がなければ電動ではなくても十分です。マグネットが付いているとはかどります。
▼実際にノートパソコンを分解しているとネジに関していえば次の様な問題が起こります
実際に作業しているとドライバーに磁石がついているととても楽です。
そして精密機器を分解する場合に先端を付け替えできるドライバーはマストで必要です。
パソコンのネジは基本的に「グリップが大きくないとダメ」というような固いネジは無いので小型の精密ドライバーセットで十分です。
【0.3mm厚のプラ板】返しの爪を外すためのヘラ
品名
「プラ板」(プラバン)
キーホルダーを作った思い出のある方も多いのではないでしょうか
昔のノートパソコンならスライド式でカチッと取り外しできたのですが今の外蓋は爪を外さないと開かないことが多いです。
外蓋は返しの爪になっているので基本的には多少の爪割れを覚悟してマイナスドライバーなどでこじ開けます。
でもプラバンがあれば…
▼実際にノートパソコンの蓋をはずしていると次の様な問題が起こります
実際に分解しているとよく悩まされるのが返しの爪が結構頑丈という問題で、指とマイナスドライバーだけでは外蓋を外すのは困難な場合が多いです。
そこで色々なヘラが候補に挙がるのですが、ノートパソコンの裏蓋を外すという点おいては一枚のプラバンをオススメします。
例えばB4サイズのプラバンを握りやすい形に切って使います。
重要なの厚みで「厚みは0.3mm」がオススメです。
もっと厚いと入らないし薄いと破れ易すぎます。
百均にもあることが多いですが念のため条件にあう品物のリンクを貼っておきます。
ぜひ確認してみてください。
【SATA-USB3.0変換ケーブル】クローン作成するなら必需品
品名
「SATA-USB3.0変換ケーブル」
今使っているパソコンのOSやofficeソフトを新しいSSDに移したい場合はこの変換ケーブルが必要になります。
SATAという形状が内付用に使われている規格ですので内付して使うストレージを外に出した状態で扱いたいときに使用します
▼実際にHDDからSSDに換装していると次の様な疑問が生じます
結論はこの変換ケーブルを使用して「クローンを作成しましょう」となります。
SSD本体とクローンソフトの紹介についてはこちらの記事にまとめました
クローンソフトでエラーが出た場合の対処事例についてはこちらの記事にまとめました
SSDには「M.2」という規格も存在しますが当ブログではSATAを中心に解説しています。
クローンを作り終わったHDDは先のSSDと同じように外付けすれば今までのパソコンのデータが丸っと収まったUSBメモリーのような使い方ができます。
何かあったときのバックアップとして大事に保管しておいてもいいかもしれません。
ケーブルの種類について「電源はいらないのか?」と疑問に思うかもしれませんがノートパソコンで主流の2.5インチのSSDやHDDならUSB給電で十分ですので電源はなくても十分動きます。
逆にデスクトップパソコンに多い、大きいサイズ(3.5インチ)のHDDには別途電源が必要な場合が多いので「電源ケーブル付きの変換ケーブル」を購入した方が良いといえます。