【注意喚起】アプリ一覧に存在しない「偽クリーナーアプリ」の見分け方と対処法

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以前にも偽クリーナーアプリの見つけ方の記事を書きましたが最近さらに進化しているため続編になります。

最近、「偽クリーナーアプリが見つからない」「クリーナーアプリが一覧にない」といった相談が急増しています。見覚えのないクリーナー系アプリが、アプリ一覧にも表示されず、スマホ内部で不審な動作をしている――そのようなケースが多発中です。(2025年春ごろから急増中!)

本記事では、アプリ一覧に表示されない隠れた偽クリーナーアプリの発見方法と、安全に削除するための対策を解説します。


なぜアプリ一覧にない?──偽クリーナーアプリの正体

最近の偽クリーナーアプリは、インストール直後にアイコンを非表示にするなど、ユーザーに気づかれにくい工夫がされています。通知や広告で存在を主張しつつ、「設定」→「アプリ一覧」にも表示されないため、通常の方法では見つけにくくなっています。グーグルアカウントのアクティビティ履歴にも載らない曲者です。


【解決策ステップ1】「電池使用量」メニューからアプリを特定する

アプリ一覧に表示されない場合でも、スマホの「電池使用量」メニューには、アプリが表示されることがあります。

手順(Androidの場合):

  1. 設定アプリを開く
  2. 「バッテリー」または「電池」→「電池使用量」を選択
  3. 異常に電池を消費しているアプリを探す
  4. 見覚えのないアプリ名や「クリーナー系」アプリがあれば注意!

📸 下記のようなスクリーンショットを保存しておくと、相談・通報時の資料として有効です。


【解決策ステップ2】「不審なアプリ」の見分け方と削除方法

「電池使用量」から判明したアプリは、以下の方法で対応できます。

  • 上記の画面から不信なアプリを見つけたらクリックしましょう。するとアプリの強制停止やアンインストールといったボタンが表示されるためアンインストールを押しましょう。

    実際のところスピード勝負になっていると思います。削除したら取返しのつかないアプリにはアンインストールボタンが無く、強制停止ボタンになっています。アンインストールできるなら削除してしまいましょう。

【注意】このようなアプリ名は要注意!

  • Super Cleaner Pro
  • Ultra Booster 2024
  • Fast Clean Master
  • Smart Optimization Tool

これらを呼び込むアプリとして「QRコードリーター」「PDFリーダー」「”脳トレ系統”のミニゲーム」などがあり、広告閲覧を条件に無料で使用できる仕組みです。しかし「バツボタン」が小さくて見つからないことや、例によって利用者の危機感をあおって偽アプリをインストールさせようとしてきます。

これらは一見便利そうに見えますが、スマホが使用不可能になる程度に広告を過剰表示したり、サードパーティへのアクティビティ等の情報提供などを行っている可能性もあります。


最後に:不審なアプリは「証拠を残して」相談を

「アプリが消せない」「正体がわからない」というときは、スクリーンショットや操作実績をメモに残し、信頼できる人に相談することが大切です。サポートセンターや携帯ショップでも、証拠があれば調査がスムーズになります。


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安心・安全なスマホ利用のために、今一度「見えないアプリ」にご注意を。

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